【AI奮闘記】Geminiでスライド作成に挑戦! エラー連発の末に見つけた「現実的な付き合い方」

ライフスタイル(旅・自炊)

こんにちは、「仕組み化」の実験に夢中な、旅する大家のヨネヤです。

Kindle本『管理会社に頼らない!世界を旅する大家の自主管理術』に向けて、色々な宣伝ツールを作っているのですが、最近、特に熱中しているのがAI(Gemini)を使った作業の効率化です。

先日は、AIと協力して「本の予告編動画」を作る方法をご紹介しましたが、今回は、その動画で使う「プレゼンテーションスライド」の作成に、Geminiを使って挑戦してみました。

「AIに頼めば、綺麗なスライドが一瞬でできるのでは?」 そんな淡い期待を抱いていたのですが…現実は、なかなかの苦戦を強いられました(笑)


▼ Gemini vs 私:スライド作成を巡る試行錯誤の全記録

今回、私がGeminiに与えたミッションは、「私が用意した台本を元に、見栄えの良いプレゼンスライドを自動生成してもらう」というものです。

結果から言うと、無事に完成はしたのですが、そこに至るまでには、こんな紆余曲折がありました。

実験1:Workplace版 Geminiの実力は? まず、普段使っている無料版ではなく、より高性能な(はずの)Workplace版のGeminiで試してみました。確かに動きは少し良いように感じましたが…生成されるスライドのデザインテイストが、私の好みとは少し違いました。うーん、これはこれで調整が必要そうです。

実験2:過去の成功体験を再現できるか? 気を取り直し、以前、別の内容でスライド作成に成功した時の「会話履歴(スレッド)」を使って、同じように指示を出してみました。「前回うまくいったのだから、今回も大丈夫だろう」と。 …しかし、なぜか今回は7ページ目あたりからエラーが連発。AIのご機嫌は、なかなか読めません。

実験3:「1ページずつ」なら、いけるのでは? 「もしかして、一度に全部作らせようとするのが無理なのか?」と考え、今度は「まず1ページ目だけ作って」「次に2ページ目をお願い」と、1ページずつ指示を出す作戦に変更しました。 最初は順調に進み、「これなら行ける!」と思ったのですが…途中から、またしても原因不明のエラーが頻発し始めました。

最終手段:AIの下書きを、人間が仕上げる 万策尽きたか…と思いましたが、ここで諦める私ではありません。 最終的にたどり着いたのが、「完璧を求めず、まずはAIに出力させ、それを人間(私)が手作業で修正する」という、極めて現実的な(そして、ある意味「ロジカルDIY」的な?)方法でした。

AIが生成したスライド(エラーで途中までだったり、デザインが崩れていたりするもの)をベースに、不足しているページを追加し、テキストやレイアウトを手直ししていく。 時間はかかりましたが、これでようやく、私がイメージしていた通りのスライドを完成させることができたのです。


▼ AIは面白い。でも、過信は禁物。

今回の挑戦を通じて、改めて感じたことがあります。

AIは、私たちの仕事を劇的に効率化してくれる、とてつもなく面白いツールです。アイデア出しや、単調な作業の自動化においては、本当に驚くべき能力を発揮します。私も、AIとの対話に熱中し、時間を忘れてしまうことがよくあります。

しかし、AIはまだ完璧ではありません。 指示通りに動かないことも、原因不明のエラーを出すことも、日常茶飯事です。

大切なのは、AIに「すべてをお任せ」しようと過度に期待するのではなく、AIの「得意なこと(下書き、アイデア出しなど)」「苦手なこと(最終的な品質担保、微調整など)」を見極め、人間が賢く「使いこなす」という視点を持つこと。

AIが作った「80点」のものを、人間の手で「100点」に仕上げる。 あるいは、AIのエラーすらも「そういうものだ」と受け入れ、別の方法(今回は手作業での修正)でカバーする。

この「AIとの上手な付き合い方(=仕組み化)」を見つけることこそが、これからの時代、私たちの時間と創造性を最大化するための鍵になるのだと、今回の苦戦を通じて、改めて確信しました。

皆さんも、AIとの「試行錯誤」、ぜひ楽しんでみてください!

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